発達障害の息子を療育中!
ちゃちゃパパです。
現在、皆さんのお子さんが通っている放課後等デイサービスは、信頼できる事業所といえるでしょうか?
子供の療育(発達支援)のために、しっかりとアセスメントをし、適切なアプローチしてくれていますか?
任せっきりにしていると、中で何が行われているのか分かりません。
あまり子供の状況を教えてくれないと、
「ここ大丈夫?」
と不信感が募っていきますよね。
そこで今日は、現在通わせている放課後等デイサービスに見切りをつけ、新たな場所に変更する際のお話をしたいと思います。
そもそも変えられるの?
児童発達支援、放課後等デイサービスは、利用者の都合で簡単に変更できます。
事業者の方は、事務的な作業が多いですが、こちらとしては何も手間が掛かりません。
変更のメリット
変更する1番のメリットは、もっと質の高い療育が受けられることですよね。
そのためだったら、少しくらい立地が悪くても構いません。
だって、子供に適した発達支援が受けられるのであれば、どんなに遠くても頑張って送迎するのが親の心理だと思います。
よって変更のメリットは、今の場所よりも良いサービスが受けられるかもしれない?という部分になるかと思います。
変更のデメリット
療育には時間と手間が掛かります。
もしも、現在のデイサービスでやっていることが下地作りであれば、事業所を変えることで最初からやり直しになるかもしれません。
通わせたけど何も変わらない!
こんなとこ辞めてやる!
このような早とちりで、子供の療育の足を引っ張ってしまう可能性があります。
よってコロコロと変更すると、療育が全く進まないというデメリットがあります。
変える必要があるケース
といっても、明らかに預かり目的のデイサービスであれば、ズルズルと通わせること自体がデメリットになります。
全く子供のためになりませんもん!
そこで、私が信頼できないな!と思ってしまう瞬間を、3つだけ紹介したいと思います。
情熱が感じ取れない
お迎えの時に、指導員の方からお話があると思いますが、現在メインで通わせている所は、
✅ こんなことを試しました
✅ こんな反応が返ってきました
✅ 次回はこうなると良いですね
まるで、自分の子供の成長のように共感し、親の目線でフィードバックしてくれます。
まさに、情熱が感じられます。
これって通わせている親にとっては、もの凄く活力になるんですよね…。
こちらは預けている時間、全てを任せているのですから、情熱を持って色々とアプローチを試みて欲しいと思います。
特性を理解していない
療育は、アセスメントが重要だと思います。
親としては、
✅ このような環境が苦手だ
✅ このような支援が必要だ
✅ このような課題に取り組む
様々な情報を伝えて欲しいはずです。
例えば、周囲の情報は耳からではなく、目から入りやすいので、時計の絵カードを使ってスケジュールを立てる練習をしましょう。
こんな感じで、苦手なことを得意な部分で補うといった、つじつまの合う分析をしてアプローチをして欲しいですよね。
でも、子供の特性を理解することもできず、ただお預かりのように遊んで終わり!という場所であれば、はいサヨナラ!でOKです。
それは療育ではなく保育ですから!
なんだか面倒臭そう
通わせている親としては、
ここをこうして欲しい、
これが出来るようにして欲しい、
このような期待と希望が尽きませんよね。
私も理学療法士という職業柄、家族から色々と希望をいわれます。
外を歩けるようにして欲しい!
1人でトイレに行けるようにして!
どんな無理難題を言われても、私は絶対に顔に出すことはありません(多分)。
児童デイサービスで働く指導員の方達の気持ちも分かりますが、親御さんに「面倒臭そう」と悟られる時点でプロ失格ですから!
親としては、はいはい大丈夫ですよ!なんて言葉が欲しいのではなく、毅然とした態度でしっかりと説明してくれるだけで良いのです。
だから、こちらの要望に対して面倒臭そうな態度をする時点で、もう用はないんですよね。
はいっ、変更の手続きをどうぞ!
変更の進め方
それでは、児童デイサービスを退所したい、変更したい!と思った時の手続きについて解説していきたいと思います。
退所する理由は?
なにも正直に、お宅のやり方が気に入らない!と伝えることはありません。
プールや珠算教室など、新しい習い事を始めるから時間がない!とでも伝えましょう。
児童デイサービスの事業所は狭い世界ですが、業界内で横のつながりが強いとは思いません。
また、個人情報が洩れることもないでしょうから、嘘をついても問題ないかと思いますよ。
伝えるタイミング
もし、不信感によって変更を考えているのであれば、「辞める」と伝える前に他の事業所を見学してみましょう。
アルバイトやパートのように、1ヵ月前には伝えるべき!といったルールはありません。
子供に合いそうな、新しい事業所が見つかってから、ゆっくり伝えれば良いと思います。
誰に伝えるのか?
最終的に事業所の管理者か、児童発達支援管理責任者と話すことになると思います。
ですが最初は、話しやすい顔なじみの指導員に直接伝えればOKです。
後の手続きは相手方に任せるだけですので、何も難しいことはありませんよ!
おわりに
現在まで、5ヵ所の児童デイサービスを辞めていますが、実際に「ここはダメだ」と思って中止した事業所は2つだけです。
その内容については、
関連記事 運動特化型の放課後等デイサービスに通わせて後悔したこと!
こちらの記事を参照して下さい。
あとは、引っ越しして通わせるのが大変になったり、人員不足で閉所になったりといった理由になります。
現在の放課後等デイサービスに巡り合うまで数年掛かりましたが、色々な事業所を転々として分かったこともたくさんあります。
お子さんに合う事業者は絶対にありますので、1つの場所にこだわることなく、視野を広げて色々と探してみて下さい。
お子さんに合う場所に
出会えますように!