まともな児童デイサービスが少ない!なぜ託児所化していくの?

デイサービス
パパ
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発達障害の息子を療育中!
ちゃちゃパパです。

今では、街を見渡せば、児童デイサービスが溢れかえっていますよね。

数年前は事業所の数が少なく、探すのだって一苦労だったのに…。

支援する場所が増えるのは良いことですが、ただの託児所になっていれば、話は別です。

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まともなデイサービスは少ない

私が住む町は、児童デイサービスの激戦区。

実は、とある福祉系の法人に勤める方から、まともな児童デイサービスは、1割程度という情報を頂きました。

調査の結果、残りの9割は託児所レベルで、療育ではなく保育中心だったそうです。

実際、うちの子を通っていた児童デイサービスの中にも、そのような所がありました。

すぐに退所させ、それ以降は、細心の注意を払いながら事業所を探しましたけど…。

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なぜ託児所化するの?

児童デイサービスを謳っておきながら、ただのお預かりになってしまう原因は5つ。

元保育士の需要が高い

求人サイトの募集を見ると、殆どの事業所が応募資格に「保育士」を指定しています。

これは児童福祉法で規定されている人員基準の中に、児童指導員や保育士の配置が義務付けられているからなんですね。

要するに、保育士を雇うのが、1番手っ取り早く基準を満たせるってことです。

パパ
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でも、保育士の資格って
療育の素人じゃ…。

乱立で人材が散っている

現在、児童デイサービスは人手不足です。

理由は、利益率が高いことが分ってきたので、どの事業所も介入してきたからです。

フランチャイズで開業したとしても、1年で元が取れる!なんて噂もあります。

そのため「療育」ができる人は、各所へ転々と散りばめられてしまい、出会う確率が極端に減っているのでしょう。

人材を育てられる人が少ない

療育の分野は、まだエビデンス(科学的根拠)が不十分なため、テキストや論文の数も少ないんですよね。

だから、たとえベテラン指導員といえど、常に悩みながら試行錯誤しているはずです。

若手を育てる!という人材育成以前に、全体的なスキルの底上げが必要ですね。

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指導員の意欲が低い

求人は山ほどあるので、資格があれば未経験でも仕事は選び放題です。

そのため、指導員の賃金は安いです。

その中から、高い本を買ったり、休日の勉強会に参加をするといった、意識の高い人は稀なんじゃないでしょうか。

たとえ一生懸命スキルUpさせても、給料Upなどの見返りはありません。

パパ
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これじゃモチベーションは

絶対に上がりませんね。

同じ給料であれば、適当に子供の相手をしている方が楽ですもんね。

お金儲けに走ってしまう

これは、事業者の運営に問題があります。

もし、個別を充実させたい!少人数でしっかりやりたい!と思っても、それは叶いません。

利用契約をドンドン増やされ、常に最大人数を相手させられるでしょう。

そうなると、悪気がなくても、おもちゃで遊ばせておく、1人で本を読ませておく、といった状況が増えてきます。

パパ
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まさに、託児所化していく
負のスパイラルです…。

まともな所は1割!あながち嘘じゃない。

おわりに

以上の5項目が、私が考える「児童デイサービスの託児所化」の分析内容です。

ここは違う?と感じたら、すぐに新しい児童デイサービスを探しましょう。

この部分は、遠慮も妥協もしてはダメ!

パパ
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それでは  Let’s 療育!

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