発達障害の息子を療育中!
ちゃちゃパパです。
うちの子は、注意欠陥・多動症(ADHD)と自閉症スペクトラム(ASD)の診断を受けていますので小学校生活に不安があります。
特に心配なことは、パニックになったり、授業の妨害をしてしまったりで、イジメの標的にならないかって部分です。
だから、学校生活が少しでも円滑に送れるよう、我が家では、様々なリハーサルをして乗り切るようにしています。
学校生活で苦手な部分
発達障害のある子が苦手な部分って、「新しい環境への適応」だと思います。
うちの子の場合も、
新しい場所で集中できない
新しい課題に取り組めない
この2つが顕著なため、担任の先生や友達に、迷惑を掛けてしまうことが多いのです。
う~ん、なんとかせねば…。
そこで、「新しい」が苦手なら、事前に慣れておけば良いじゃん?って考えに至りました。
事前のリハーサルで乗り切れ
ということで、我が家では何に対しても、事前にリハーサルするようにしました。
課題のリハーサル
うちの子は、図工が苦手です。
新しい課題が出てもイメージができず、ボーっとし続けるか、こんなのできない!とパニックになってしまうのです。
そのため、担任の先生から授業内容を聞いておき、課題のリハーサルをしておきます。
牛乳パックを切るのであれば、どこからハサミを入れるのかを練習します。
また、絵の具を使うのであれば、何色から塗るのか、どのタイミングで筆を洗うのかを徹底的に練習しておきます。
図工の授業の時も、
同じようにやってね!
うん、分った。
これで、授業で遅れることが軽減しました。
お陰様で、授業がスムーズに
進むようになりました。
やはり一度やっておけば、気持ちが落ち着くので、課題に対する集中力がUpしますね。
手順のリハーサル
うちの子は超マイペース!何をやらせても、他のお友達よりも遅れます。
準備 → 実施 → 片付け、この流れについていけず、置いてけぼりになることが多いです。
だから、事前に手順のリハーサルをします。
授業でスキーがあるなら、スキー板やブーツの装着方法、袋への片づけ方を練習させます。
プールがあるなら、濡れた水着を脱ぐ練習、濡れたものをビニールに入れる練習をさせます。
遠足があれば、レインコートの準備、着用と片付けも練習させておきます。
少しでも周囲に合わせられるよう、スピードUpを目指しましょう!
場所のリハーサル
発達障害があると、新しい場所の受け入れが難しく、また気が散ってしまいます。す。
そこで、遠足や社会科見学などがあれば、場所のリハーサルということで、同じ場所に下見に行きます。
うちの子が興味を惹かれそうな掲示物を徹底的に見させ、2階には何がある、この扉の奥にはこれがある、これらを把握させておくのです。
ちゃんと皆と一緒に、
行動できていましたよ。
担任の先生からは、当日は注意散漫もなく、環境に適合できていたと報告がありました。
手間は3倍だけど、見返りも3倍ある!
おわりに
実感できる効果は、パニックの回数が減ることと、集中しやすくなることです。
メチャクチャ大変だけど、苦手な学校生活を円滑にさせる効果はありました。
でも、担任の協力も大切なので、しっかりと連携を取っていきましょう。
それでは Let’s 療育!