ADHDのうちの子を普通級に通わせると決めた4つの理由!

学校関連
パパ
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発達障害の息子を療育中!
ちゃちゃパパです。

うちの子は、ADHDと自閉症スペクトラムの診断を受けていますが、小学校は普通級に通わせています。

当然、小学校に上がる時に意識したのが、特別支援学級の存在です。

そこで今日は、発達障害の子を持つ親御さん達に向け、普通級と支援級を選ぶ際のポイントについて情報提供したいと思います。

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特別支援学級について

それではまず、特別支援学級について解説していきたいと思います。

どんなクラスなの?

対象は自閉症スペクトラム、ADHD、学習障害や肢体不自由といった、何らかの発達障害を抱える子供になります。

でも、どの小学校にも存在する訳ではなく、

小学校、中学校、義務教育学校、高等学校及び中等教育学校には、次の各号のいずれかに該当する児童及び生徒のために、特別支援学級を置くことができる。

学校教育法 第81条第2項

このように設置が任意のため、学区内に特別支援学級がある小学校がない場合もあります。

支援級のメリット

 

普通級とは違い、最大で8人という少ない人数ですので、手厚い支援を受けられます。

また、IQに合わせた勉強を展開していくため、勉強についていけない…、という劣等感を与えることもないでしょう。

イジメにあって不登校だった知り合いの娘さんは、支援級に変更したら学校が楽しくて再登校するようになったらしいです。

支援級のデメリット

やはり、特別支援学級に通わせる!というのは、親にとって精神的なダメージがあります。

そして何より、普通級に通う子供達との関わりが減ることで、子供同士の社会、その中でのルールを学ぶ機会が無くなります。

できれば、良い刺激を受ける回数を増やしてあげたいものですね…。

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普通級を選択した理由

我が家の場合、小学校選びは悩みました。

近隣の小学校には、いずれも支援級が設置されていたので尚更です。

結局、入学時には普通級を選択したのですが、その判断に至ったのには理由があります。

学習障害がない

うちの子は暗記が得意で、漢字や住所などは大抵一回で覚えてしまいます。

また計算も大好きで、電卓を与えるとずっと計算している程なんです。

普通級に行かせても、勉強がついていけない?という心配は皆無だったのが、1つ目の理由になります。

多動が少ない

幼稚園の年少~年中の頃は脱走のプロで、よく先生の目を盗んで廊下に出ていました。

しかし、年長に上がるころには、部屋から勝手に抜け出すこともなくなりました。

よって45分間を座っていられれば、担任の先生一人でも授業が成立しますので、大丈夫なんじゃないかと思うようになりました。

これが2つ目の理由になります。

自傷行為がない

うちの子の自閉症スペクトラムは、手を噛んだり、壁に頭を打ち付けたりといった自傷行為がない軽度のものでした。

大人が監視していないと何らかの怪我を負ってしまうようでは、普通級は厳しいでしょう。

これが3つ目の理由です。

他害行為がない

そして最後の理由が、お友達を叩いたり、噛みついたりする心配がないことです。

当時のうちの子は、超マイペースでおっとり型でしたので、一人でボケ~っとしている時間が大半でした。

人畜無害だったため、女の子のお友達からは、マスコット的な存在で可愛がられていました。

いや~、お友達に恵まれたのは、本当にラッキーとしか言いようがありません…。

普通級で心配な点

現在、放課後等デイサービスの指導員と、担任の先生が連携を取ってくれているので、子供に合った療育が展開できています。

といっても、小学校での生活には心配な点が多々ありますけどね…。

 パニックして迷惑掛けないか

 授業中に衝動的に立ち上がらないか

 成長する周りのお友達についていけるか

最近は、薬物療法も奏功しているので、かなり順調だそうですが、それでも幼少期の出来事を思い出すと不安が尽きません。

だからこれからも、学校との連携は担任の先生をはじめ、学年主任と教頭先生も巻き込んでいきたいと思います。

おわりに

さて、発達障害のうちの子が、普通級に通わせるに至った理由を紹介してきました。

でもADHDといっても、その子の特性が千差万別なため、最終的な決定には両親の分析力が必要だと思います。

そのためには、小学校の情報収集が必要ですので、一度、足を運んでみましょう!

入学するにあたり、我が家も面談を繰り返して、こちらの不安を全て伝えてきました。

そのお陰で学校の先生方が全員で、うちの子を見守ってくれているような安心感があります。

 普通級 or 支援級

何ヵ月も前から対策して、お子さんにあった最適な選択ができると良いですね!

パパ
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それでは Let’s 療育