発達障害の息子を療育中!
ちゃちゃパパです。
発達障害がある子供は、自分の思い通りにならない時に、物を投げたり人を叩いてしまうことがあります。
そんな時、我が家では周囲の人間の気持ちを、伝えるように心がけています。
客観的に自分がどう映るのか?
発達障害の子が、最も苦手な部分ですね。
なぜ物や人にあたるのか
ADHDでは、感情のコントロールが苦手とされており、そこに衝動性という特性が加わることで、パっと手が出てしまうことがあります。
うちの子もADHDなので、上手くいかなと拳を振り上げたり、大声でバカヤロー!と言ちゃうこともあります。
多いケースが、下の子のちょっかいに怒ってしまい、そのままケンカになることです。
まぁ、大抵はこんな感じで、下の子にフルぼっこされて終わるんですが…。
手加減はいいことだけど、
やられ過ぎじゃね?
こんな時の対応術
それでは、物にあたる、人を叩いてしまう子に対する、発達支援の進め方を紹介します。
自分の気持ちを伝える
物を投げて壊したり、人に手をあげてしまったら、すぐに気持ちを伝えます。
せっかく買ったおもちゃを
投げるなんて、パパは悲しい。
大抵、うちの子の反応は、
ちがうっ!僕は悪くない
と逆に加熱してしまうパターンか、
え~ん。ごめんなさい。
もう僕はダメな子だ…。
落ち込んでしまうかのどちらかです。
多罰的な言動は、そのまま放置せずに、
それじゃ、おもちゃは
可哀そうじゃないのかな?
う、う~ん。
何もしてないのに投げられて
可哀そうだよね。
そうなんだけど…、
えっと、ごめんなさい。
言い方を変え、子供に「まずいことした」と自覚するまで説得します。
こらー!ダメだろ!
と、こちらが感情的となってしまうと、その場は収まるかもしれませんが、良い結果につながった記憶はありません。
何がダメだったのか、どの部分がまずかったのかを、自覚させることを優先しています。
周囲の人間に聞いてみる
何かまずい行動があった場合、その場にいる周囲の人間も巻き込みます。
例えば、物にあたってしまった場合、
ねぇ、ちゃちゃ君が物を叩いて
どんな気持ちになった?
えっと、イヤな気持ちだった。
ほら、イヤな気持ちに
なったんだってさ。
う~ん、そっか。イヤな
気持ちになるんだ…。
このように、第三者の意見を取り入れると、どう思われているのかが伝わりやすいです。
実際にお友達を叩いてしまった場合、
Bくん、さっき押されて、
どんな気持ちだった?
え、痛かったから、
嫌いになった…。
そうだよね、ごめんね~。
え、まずいことした?
本人の口から出てくる気持ちを、その場で聞かせると効果的でした。
発達障害の子は、相手の表情や、場の雰囲気が読めないので、実際の言葉として届けてあげることで、意識が変わりやすいと思います。
損することを教える
人間は、後悔をしないと成長しませんよね。
そこで、こんな損をしちゃうんだよ!って、その場で教えるようにしてます。
このままじゃ、お友達から遊び
たくないって言われちゃうよ。
えぇぇ、それは困る…。
どうしよう、お友達が
1人もいなくなったら?
う~ん、まずいな…。
大げさに言うと、ちょっと可哀そうに思えますが、ここはしっかり伝えます。
もう、おもちゃ買ってもらえないよ?
もう、ゲーム禁止になっちゃうよ?
その子の大事にしている部分に訴えて、自制心を養えるよう声を掛けてみましょう。
根気がいる作業ですが、この3つを継続しているため、衝動的に怒った後の感情のコントロールが、少しずつ上達してきています。
是非、試して頂ければと思います。
おわりに
普通の子なら何でもないやりとりも、発達障害があることで、余計に友達関係が崩れやすいと思ってしまいます。
物にあたってしまう、お友達を叩いてしまうなどの行為は、学校で子供が孤立するきっかけになるので、早めの対応が必要ですね。
お友達に嫌われないためにも、
自分がどう観られているのか?
客観的に捉えられるように、常に親が支援をしなきゃダメなんですね。
それでは Let’s 療育!