発達障害の息子を療育中！
ちゃちゃパパです。
うちの子はADHDと、自閉症スペクトラムの診断を受けており、注意欠陥や衝動性の部分に対しては、薬物療法を始めています。
アトモキセチンという、ADHDのお薬を飲ませてから、約７週間が経過しました。
飲み始め当初は、いくら服用させても効果を感じませんでしたが、ここ最近は気のせいではないレベルで効果が出ているようです。
アトモキセチンについて
このアトモキセチンという薬は、ADHD特有の不注意、他動性、情動のコントーロールに有効とされています（ニプロ小冊子より引用）。
期待している効果
ADHDの特徴は、常に周囲のことに気が向いてしまい、１つのことに集中して取り組むことが苦手なんですよね。
私がこの薬に期待する効果は、こちらの声掛けに注意が向いて、会話のキャッチボールが可能になることです。
これができないと、学校でも友達ができず、寂しい思いをさせてしまうので、まずはこの目標を達成したいと思いました。
効果が出始める期間
すぐに効く薬ではないので、
効果が出るのは６～８週後だね。
主治医からは、このように説明を受けてます。
服用は、朝と晩の１日２回。
やはり、ちょうどこの頃から、メキメキと調子が上がってきました。
急激に成長してきたこと
実感してきた、この薬の効果は３つ。
指示が入りやすい
最近、プールに行って、うちの子に泳ぎ方を教えているのですが、
「手は大きく動かすんだよ！」
「頭を起こすと足が沈むよ！」
以前なら、こんな指示を出すと、
ん、え？
いや、だから手をね…
え、何が？
って感じで、指示が入るまでに、２～３回は繰り返す必要がありました。
それが最近になると、
でも、プール教室のコーチは
こうやれって言ってたよ。
そっか。でも、少し肘を
曲げた方がいいと思うよ。
う～ん、わかったよ…。
こんな感じで、 あれ？なんか指示がすんなり入るじゃん！と、びっくりしちゃいました。
恐らく注意散漫が抑えられて、必要な情報だけが、脳に届きやすくなったのでしょうね。
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目が合いやすくなる
会話中は、ほとんど目が左右に泳いでしまい、目と目が合うことはありませんでした。
わざとやってんの？ってレベルで、視線が合わなかったのですが、最近では少しずつ合うようになってきています。
もちろん、日頃から口酸っぱく言い聞かせていることなので、その効果が出てきたのかもしれませんが、明らかに変化があります。
でも、絶対に気のせいじゃない！
これは何年も課題にしてきた症状なので、少しの変化でも気づく自信があります。
パニックから修正できる
うちの子は、自閉症スペクトラムもあるので、よくパニックになります。
先日、学校にお迎えに行ったら、すでにパニック状態のちゃちゃ君が出てきました。
うわぁぁん！
なに、どうしたのさ？
僕が手を挙げているのに、
先生が指してくれなかった。
あらら、仕方ないじゃん。
そんな時もあるからさ。
だって、みんなが指されても
僕だけ指されなかったの。
あれ？なんかパニック中なのに、普通に会話が成立してるじゃん。
以前であれば、
だって！ 違うよ！
もう学校に行かない！
といったように、全く取り付く島もない状態になってしまっていたんですよね。
それが今では、
先生がさ、そんな意味もなく
意地悪なんてしないよ。
うん、そうなんだけど
でも悲しかったから…。
と、パニック状態から、会話のみで収束するようになったんですよね。
これは、感情のコントロールが、薬によって上手になってきたからじゃないでしょうか。
うん、これはすごいや！
周囲からの評価
毎日みている家族よりも、断続的に観察してくれる人の意見も参考にしたいところです。
実は、放課後等デイサービスからも、最近は特に調子が良い！とコメントがありました。
以前なら、なんでも１番じゃないと気が済まない性格が、お友達に譲ってあげられるようになったとのことです。
また、集中力も上がっているため、ＳＳＴなども効果的に進められるそうです。
ありがたいコメントに感謝です！
おわりに
効果が出始めたばかりですが、もう少し良くなるのでは？こんな期待が止まりません。
子供の成長が、こんなに楽しいなんて。
う～ん、待ち遠しい！
もし、新たな発見があれば追記しますね。
それでは、Let’s 療育！
