発達障害の息子を療育中!
ちゃちゃパパです。
療育について、偉そうなことを書いていますが、実は目覚めたのはここ数年なんです。
最初の頃は療育に協力することなく、ほとんど妻に丸投げしていたんですよね。
酷い話ですよ、本当に…。
でも、今では家族と向き合い、惜しみない協力と日々の勉強に頑張るようになりました。
そこで今日は、私が療育に協力的になるまでの経緯を、振り返ってみようと思います。
夫が療育に協力しない理由
うちの子は、2歳の頃から児童デイサービスに通っており、現在はADHDとASDの診断を受けております。
[発達障害の種類]
✔ ADHD=注意欠陥・他動症
✔ ASD=自閉症スペクトラム
丁度、児童デイに通わせ始めた頃、よく妻と衝突していました。
療育に協力させたい妻、
なんとか逃げたい私、
当時は、喧嘩が絶えなかったです…。
では、なぜ協力しなかったのか、その理由について男性の立場から正直に話してみます。
現実を受け止め切れない
まず、最初に思い浮かぶのがこれです。
うちの子が発達障害?
ふ~ん、うちの子がねぇ…。
男性は女性よりも心のキャパが狭いので、このような大きな現実が、すぐに受け入れらないんじゃないでしょうか。
今になって改めて思い返してみると、防衛機制である「否認」が働いていたと考えます。
否認(ひにん、英: Denial)とは、一般的には申し立てが事実ではないと主張すること。人がそれを受け入るにはあまりにも不快な事実に直面した際に、圧倒的な証拠が存在するにも関わらず、それを真実だと認めず拒否することである。
要するに現実逃避ですね。
当時は、無意識に分からないフリ、聞こえないフリ、理解しているフリをして、その場を凌ごうと必死だったような気がします。
仕事が逃げ道になる
朝、仕事に向かえばもう他人事です。
心のどこかに、仕事をしておけば文句ないだろ!という、気持ちがあったのでしょう。
また、療育をよく知らない私にとっては、お金を多く稼がないとという気持ちもあり、仕事には打ち込んでいました。
家で子育てするのより、外で仕事をする方がはるかに楽なので、男性にとって仕事は都合の良い逃げ道になってしまのだと思います。
妻の苦労が分からない
少しずつ遅れる我が子の成長を、妻は毎日24時間みているのですから、夫の私よりも数十倍の不安があったかと思います。
いや、きっと大丈夫だよ…。
私には適当な言葉を並べるのが精一杯です。
口では理解を示していましたが、当時は妻の苦労は分かりませんでした。いや、今だって本当の苦労は分かっていないでしょう。
これじゃ、療育なんて程遠いです。この時の反省は、きっと一生し続けるんだと思います。
どうすれば協力してくれる?
何かをすれば、すぐに夫が協力的になる!残念ですが、こんなカンフル剤はありません。
長い期間で考える必要があります。
では、その私から、こうすれば協力しやすくなるという情報を、経験談からいくつか提供したいと思います。
協力のハードルを下げる
私が仕事に言っている間、妻は発達障害に関して色々な勉強をしています。
帰宅したら、あーせい!こーせい!と指示されると、ハッキリ言ってスルーしたくなります。
それを察した妻は、私に見学の付き添いや送迎だけを頼む程度に留めてくれました。
児童デイサービスの送迎を続ける私は、
あの事業所と何が違うの?
あの先生は有名な人なの?
と、少しずつ療育に興味を示しました。
きっと、ハードルを下げられたことで、臆することなく足を踏み込めたんだと思います。
療育の効果をアピールする
私が興味を持ち始めたのに気づいたのか、
これも療育の効果だよ!
こんな事を、よく言うようになりました。
さっき周りの子に興味を示したこと、先生が話している時に大人しく座っていたこと、なんでも療育の効果と言っていました。
療育をしていなければ、
ここまで出来なかったと思うよ。
う、う~ん。そっか…。
成長の部分もあるかと思いますが、療育の効果をアピールされ続けると、こちらも納得しちゃうんですよね。
それじゃ、療育を続けなきゃ!
こうやって、徐々に療育に対する前向きな気持ちと、モチベーションがUpしていったんだと思います。
絶対に根負けしない
最後は根性論です。
発達障害に対する療育は、たとえ夫婦で協力したって、歯が立たないことだらけです。
だから、いくら奥さんだけが頑張っても、すぐに壁にぶつかってしまうでしょう。
実際、ちゃちゃママが数年間に渡り、私を説得してくれたことで、今は療育に対してポジティブな人間になりました。
最後まで頑張って下さいね!
おわりに
さて、夫が療育に協力してくれない理由と、その対策について解説してみました。
療育は、少しでも早くから始める方が、効果が高いことは周知の事実です。
だから1日も早く、夫婦で療育の方針を決定し、家族全員が同じ方向を向くと良いですね。
それでは Let’s 療育!